必要なパッケージ
<samba>
--debconf
--samba-common
--netbase
--logrotate
--libc6
--libcupsys2
--libpam0g
1.Sambaのインストール
Sambaはdebファイルで公開されています。
apt-getやaptitudeでダウンロードしてインストールできます。
<インストール例>
apt-get install samba
aptitude -> samba
<インストールメッセージ>
-Samba Server-
The rest of the Configuration///
Configure smb.conf through debconf?
\Yes\/No
-Samba Server-
the Samba services (nmbd and smbd) can run as normal daemons or from inetd.///
How do you want to run Samba?
\daemons\/inted
-Samba Server-
if this is a new///
Generate /etc/samba/smbpasswd?
\Yes\/No
デフォルトでも、問題ありません。\-\は私が選んだ選択肢です。
2.sambaのファイル
sambaの主要なファイルが以下のように配置されます。
/etc/samba
secrets.tdb
smb.conf
smbpasswd
/etc/init.d
samba
/usr/bin
smbcacls
smbcontrol
smbpasswd
smbstatus
/usr/sbin
smbd
umdb(?)
3.smb.confの設定
3.1.Windowsから見るに最低限必要な変更
workgroup = DEBIAN_FANS -> workgroup = [設定したいワークグループ名]
encrypt passwords = no -> encrypt passwords = yes
3.2.設定の詳細?
<ワークグループの設定>
[global]セッション
デフォルト:workgroup = DEBIAN_FANS
workgroup = [設定したいワークグループ名]
<Windowsからのパスワード?>
[global]セッション
デフォルト:encrypt passwords = no
encrypt passwords = yes
<共有フォルダを作る>
Sambaを利用するユーザが共通に見れるディレクトリには以下を追加してください。
[共有名]
path = 共有するディレクトリ
comment = なんの共有か、とかの説明文
writeable = 書き込み可/不可(Yes/No)
username=このディレクトリを見れるユーザ
guest ok = ゲストOK?(yes/no)
設定例:だれでもOK
[kyoyu]
path = /home/samba
writeable = Yes
設定例:特定のユーザだけ
[kyoyux]
path = /home/kyoyu
username = abe,kmiura
guest ok =no
<ホームディレクトリの設定>
Sambaにログインしたら自分のホームディレクトリを利用できるようにすると便利です。
デフォルト:
[homes]
comment = Home Directories
browseable = no
# By default, the home directories are exported read-only. Change next
# parameter to 'yes' if you want to be able to write to them.
writable = no
変更後
[homes]
comment = Home Directories
path = /home/%u
browseable = yes
writable = yes
4.ユーザの追加・パスワード
SambaはLinuxとは別にユーザとパスワードを持ちます。
Sambaに登録するユーザはLinuxでも作成しておく必要があります。
LinuxのユーザをSambaユーザに変換することもできます。
<ユーザの追加>
smbpasswd -a ユーザ名
ユーザ名には追加したいLinuxユーザ名を入力します。
入力例:
smbpasswd -a rurina
入力後パスワードを聞かれるので設定したいパスワードを入力してください。(2回)
Added user ユーザ名
と出力されると成功。
Failed to modify password entry for user ユーザ名
とかが出ると失敗
<パスワードの変更>
smbpasswd ユーザ名
ユーザ名には変更したユーザのパスワードを入力します。
入力後パスワードを聞かれるので設定したいパスワードを入力してください。(2回)
Password changed for user ユーザ名
と出ると成功。
Failed to modify password entry for user ユーザ名
とかが出ると失敗
<ユーザの削除>
smbpasswd -d ユーザ名
ユーザ名には変更したユーザのパスワードを入力します。
Disabled user ユーザ名
と出ると成功。
Failed to modify password entry for user ユーザ名
とかが出ると失敗
5.Sambaの起動
何もしなくても起動します。(?)
nmbdとsmbdが起動していれば動いています。
<Sambaの停止>
/etc/init.dに移動
./samba stop
正しく停止すると
Stopping Smba darmons : nmbd smbd.
と出ます。それ以外は、既に停止している可能性が大。
<Sambaの起動>
/etc/init.dに移動
./samba start
正しく起動すると
Starting Smba darmons : nmbd smbd.
と出ます。それ以外は、既に起動している可能性があるがsmb.confの設定が間違っている可能性もアリ
<Sambaの再起動>
./samba restart
Sambaの再起動、停止して起動しなおします。
6.Sambaの利用
起動したらWindows側から見てみます。
(1)マイネットワークを開く
(2)Sambaサーバのあるワークグループを開く
(同じワークグループの場合は不要)
(3)Sambaのディレクトリは
kyoyu - CHOPPER server (Samba 2.2.3a-6 for Debian) (Chopper)
と表示されます。(CHOPPERはSambaの起動しているホスト名)
(4)アイコンをダブルクリックし、必要な場合はユーザとパスワードを入力
(5)以降Windowsの操作
7.smb.confの例
私のsmb.confです。
smb.conf
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